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遺伝子の異常融合発見=肺腺がん細 [がん]

遺伝子の異常融合発見=肺腺がん細胞、増殖原因-がんセンター
日本人の肺がん患者の半数を占めるとされる肺腺がんで、原因とみられる遺伝子の異常な融合を、国立がん研究センターの河野隆志研究所ゲノム生物学研究分野長らのグループが発見した。
医学ネイチャー・メディシンで13日までに発表した。

河野氏によると、日本人の肺腺がん患者319例を調べたところ、うち6例で本来結び付くはずのない遺伝子の「KIF5B」と「RET」が融合していた。
融合によってできたたんぱく質の中にある酵素「キナーゼ」の働きが異常に強まり、肺腺がん細胞が増殖することが分かった。

遺伝子の融合は後天的な影響とみられる。
今回異常が判明したのはいずれも非喫煙者で、たばこ以外の要因が考えられる。

キナーゼの働きを抑えると、がん細胞の増殖が抑制されることも確認。
米国で甲状腺がんの治療薬として承認されている「バンデタニブ」で、同様の効果が見込まれるという。 

出典 Care Net.com 2012.2.14
版権 Care Net

乳房温存術後の放射線療法 [がん]

乳房温存術後の放射線療法で再発・死亡リスクが有意に低下 EBCTCGによるメタアナリシス
Early Breast Cancer Trialists' Collaborative Group(EBCTCG)は,早期乳がん患者約1万例のデータを用いたメタアナリシスの結果から,乳房温存術後に放射線療法を施行した患者では,非施行の患者に比べて10年以内の再発率が半減し,また15年以内の乳がん死亡率も6分の1低下することをLancet(2011; 378: 1707-1716)に発表した。

約1万例の患者データを解析
EBCTCGは今回,早期乳がん患者を対象に,乳房温存術後の放射線療法施行の有無で予後を検討した17件のランダム化比較試験(RCT)から1万801例の患者データを用いてメタアナリシスを実施した。対象とした試験の平均追跡期間は10年で,このトピックスを扱った研究としては過去最大規模であるという。

解析の結果,乳房温存術後に放射線療法を施行した患者群では,治療1年後から明らかな再発率の低下が認められ,その効果は10年後も維持されていた。
乳がんの診断から10年後までの再発率は,放射線療法非施行群の35.0%に対し,施行群では19.3%と有意に低かった。

また,放射線療法施行の有無によって死亡率に差が生じるまでにはより長期間を要したものの,診断から15年後までの乳がん死亡率は,放射線療法非施行群の25.2%に対し,施行群では21.4%と有意に低かった。
なお,リンパ節転移の陰性例7,287例と陽性例1,050例では,ともに同様のリスク低下が認められた。

さらに,放射線療法施行による乳がん以外の死亡リスクの増大は見られないことから,放射線療法による15年後の死亡リスクの低下は,乳がん死亡率の低下が寄与していると考えられた。

同グループは「乳房温存術後の放射線療法は,再発リスクを大幅に低減させるだけでなく,乳がん死亡リスクも抑制することが分かった。この結果は,放射線照射により温存乳房中の残存微小腫瘍を死滅させることで,局所再発と遠隔転移のいずれも低減できる可能性を示唆している」と述べている。

さらに「対象患者の試験登録当時から,スクリーニングや手術,病理学,放射線療法,全身療法のすべてが大きく変化を遂げていることから,今後,放射線療法の施行でもたらされる再発率の低下幅は,今回の数字とは大きく異なる可能性がある。
しかし今回,絶対リスクが大きく異なる広範な患者群で再発率の半減が認められたことから,これから乳房温存手術を受ける患者に対しても,放射線療法は再発率をほぼ半減させるのではないかと期待される」と結論付けている。

放射線療法が手術と全身療法の進歩を確かなものに
テキサス大学MDアンダーソンがんセンター(米テキサス州ヒューストン)放射線腫瘍学部のThomas A. Buchholz教授は,同誌の付随論評(2011; 378: 1680-1682)で「EBCTCGによるメタアナリシスは極めて重要な洞察を提供し続けている。これらの結果は,乳がん治療における放射線療法の役割をさらに高め,中でも同療法が手術と全身療法の進歩を確かなものにしているという知見は特に意義深い。それぞれの治療が徐々に進歩することで,乳がん死亡率は低下し続けている」と述べている。

出典 Medical Tribune 2012.1.26
版権 メディカル・トリビューン社


腫瘍の再発防ぐ遺伝子 [がん]

脳腫瘍の再発防ぐ遺伝子を発見 山形大などのチーム
悪性脳腫瘍の中でも悪性度の高い膠芽腫の再発原因となる「がん幹細胞」を、再発しないがん細胞に変化させる遺伝子を発見したと、山形大と国立がん研究センターのチームが7日までに、米専門誌ステムセルズに発表した。
がんには、無限の増殖能力を持ち放射線などが効きにくい少数の「がん幹細胞」と、増殖能力がなく治療しやすいその他大勢のがん細胞とがあることが分かってきており、根治にはがん幹細胞の根絶が必要と考えられている。

出典 共同ニュースexcite.ニュース)2011.9.7

細胞増殖制御の遺伝子 [がん]

細胞増殖制御の遺伝子 がん治療に期待と名大
細胞増殖の制御にかかわる遺伝子を突き止めたと、名古屋大学院理学研究科の花房洋助教(生命理学)らが18日付の英科学誌ネイチャーコミュニケーションズ電子版に発表した。
異常な増殖による細胞のがん化の予防や治療に役立つ可能性があるという。

「LRRK1」と呼ばれる遺伝子。
パーキンソン病に関連する遺伝子と似た構造だが、働きは解明されていなかった。

花房氏らは、LRRK1の数を減らした人の細胞を作製。
主に皮膚にある成長因子「EGF」がこの細胞を増やす過程を電子顕微鏡で観察したところ、増殖の"指示"を送り続けた状態になっていることを確かめた。

EGFは通常、細胞膜の受容体と結合して活性化し、細胞を増やした後は細胞内に取り込まれて分解され、増殖の指示はオフになるが、実験では活性化したまま細胞膜周辺にとどまり、分解されなかった。LRRK1がEGFの分解をコントロールしているとみられるという。

既に実用化されている肺がん治療薬イレッサは、EGF受容体の活性化を抑え、がん細胞の増殖を防ぐ。今回の研究成果は、これとは別の新しい治療法開発につながる可能性があるという。

m3.com 一般医療ニュース
出典 共同通信 2011.1.19
版権 共同通信社


マンモグラフィによる死亡率減少効果 [がん]

マンモグラフィによる死亡率減少効果は小さい
定期的なマンモグラフィ(乳房X線検査)の受診は、乳癌の死亡率低下の約3分の1に寄与しているにすぎないことが、ノルウェーの大規模な乳癌スクリーニングプログラムのデータ分析によって示された。残りの3分の2は、癌についての啓発や治療の向上などの因子によるものと考えられると、研究著者らは述べている。
 
医学誌「New England Journal of Medicine」9月23日号に掲載された今回の分析は、マンモグラフィのリスクと有益性について新たな疑問を投げかけるものである。
研究著者であるノルウェー癌登録機構(オスロ)のMette Kalager博士は、女性はその有益性が期待するほどではないことを知った上で、過剰診断や偽陰性・偽陽性など検査結果の害についても考慮に入れて検討する必要があると指摘している。

昨年(2009年)11月、米国予防医学作業部会(USPSTF)が、マンモグラフィによるスクリーニングは50歳から1年おきに受診すればよいとのガイドラインを発行し、乳癌専門家らの間に大きな議論を呼んだ。
一方、米国癌協会(ACS)をはじめとする各団体は、現在も健康な女性に40歳から年1回のマンモグラフィ受診を勧めている。

ノルウェーの乳癌スクリーニングプログラムは1996年に開始、9年をかけて郡単位での登録が勧められ、2005年以降は50~69歳の女性全員が2年ごとにマンモグラフィを受けている。
今回の研究では、4万人強のノルウェー人女性を平均2.2年間追跡。スクリーニングプログラムを実施している郡としていない郡に在住する2群、同じ郡にスクリーニングプログラム実施前に在住していた2群(スクリーニング群と非スクリーニング群)、計4群の死亡率を比較した。

その結果、スクリーニングプログラム実施群と対照群(実施前のスクリーニング群)の乳癌死亡率の差は28%であったのに対し、非スクリーニングプログラム実施群と対照群(実施前の非スクリーニング群)の差は18%であった。
スクリーニング群における相対的な減少率は10%であり、またスクリーニングのみの死亡率減少への寄与度は全体の3分の1に過ぎず、「これまで考えられていたよりも大幅に低い数値である」とKalager氏は述べている。

米国放射線医学会(ACR)乳房画像委員会のメンバーDaniel B. Kopans博士らは、「マンモグラフィが完璧なものとは誰も主張していない。しかし1990年代にマンモグラフィを定期的に行うようになって以来、乳癌による死亡は30%低下した。これは大きな成果だ」と述べ、今回の研究の追跡期間(平均2.2年)が短く、スクリーニングの効果を評価するには十分ではないと指摘している。
これに対し、別の専門家は「治療が向上し、啓発が進むことにより、マンモグラフィの重要性はこれまでよりも低いものとなっている可能性がある」と指摘。
米国ではこの問題に関する議論が再燃化している。
http://health.nikkei.co.jp/hsn/news.cfm?i=20100930hj001hj
出典 Health Day News 2010.9.22
版権 Health Day

原文
Mammograms Cut Breast Cancer Death Rates, But Only Modestly: Study
Norwegian study findings stir renewed debate over the value of routine screening
http://consumer.healthday.com/Article.asp?AID=643463



がんの死亡者3年で6%減 [がん]

がんの死亡者3年で6%減 厚労省が中間報告
75歳未満でがんによる死亡者が3年間で6%近く減少したことが15日、厚生労働省が公表したがん対策推進基本計画の中間報告書で分かった。
基本計画は「10年で20%減」を目標としており、同省は「達成できるペース」とする。放射線治療や抗がん剤治療、緩和ケアなども拡充したが、未成年者の喫煙は「3年以内にゼロ」の目標を達成できなかった。

国は2007年4月施行のがん対策基本法に基づき、11年度までの5年間で達成すべき目標を基本計画で設定。
中間報告書は来年度の最終報告に向け、対策の評価や見直しのため、患者などが参加するがん対策推進協議会の意見を盛り込んでまとめた。

中間報告書によると、高齢化の影響を排除するため75歳未満で年齢調整したがんの死亡率は、基本計画の策定時点で判明していた05年の死亡率を100とすると、08年は94.4で、5.6%減少した。同省は「がん拠点病院の整備などが影響したのでは」と推測する。

ただ協議会では「治療技術の進歩などで死亡率は基本計画策定前から年2%程度減少しており、『10年で20%減』の目標が低すぎる」などの厳しい声も。
「将来的にはがんの種類別に、がんになる率と死亡率の減少、生存率の向上について適切な数値目標を設定すべきだ」との指摘も出た。

一方、「5年以内にすべてのがん拠点病院で放射線治療や通院による抗がん剤治療(外来化学療法)を実施する」とした目標は今年4月時点で達成。初期治療からの緩和ケアが実施できるように3年間で1万人以上の医師が研修を修了するなど、治療のすそ野は広がっていた。

だが未成年者の喫煙率は08年度調査で高校3年男子が12.8%など「3年以内でゼロ」は達成できなかった。
検診の受診率も「50%以上」の目標達成は厳しい状況。
協議会は「量的な充実だけでなく、医療の質の評価なども必要」と指摘しており、同省は12年度以降の基本計画策定に向けて対応を検討する。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819695E3E7E2E1988DE3E7E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
出典 日経新聞・Web刊 2010.6.15
版権 日経新聞社


膵臓癌の診療(未完) [がん]

膵臓癌の診療ー基礎から臨床
出典 日本医事新報 No.4491 2010.5.22 P38-42
版権 日本医事新報社
■国立がんセンターのHPによると、1958〜2008年の50年間に死亡率が男女ともに10倍以上に増加している。
(私的コメント:当然検査技術の進歩に伴い発見率が上昇したためと思われます)

膵がん
http://ganjoho.jp/public/cancer/data/pancreas.html
(国立がんセンターのHP)

■5年生存率は現在でも5.5%である。
(全部位でのがんの5年生存率は、現在約50%である)

■2004年、国内で2万4442名の膵癌患者が発生し、2万2260名が死亡した。
膵癌と診断された患者のうちほとんどが助からないことを示唆する数字である。
(私的コメント:おそらく5年生存の数字と思われます)
 
■passengerとdriver

がん転移 [がん]

がん転移の仕組みの可視化に成功
http://nanobio.phys.s.u-tokyo.ac.jp/higuchipro/document/100119houdou.pdf

がん転移の仕組みをナノメートルレベルで可視化
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/20100119_02.pdf

がん転移の仕組みをナノメートルレベルで可視化することに成功〜ナノメートル精度の生体可視化技術の開発,がん転移時の細胞膜たんぱく質動態の劇的な変化を発見〜
https://nanonet.nims.go.jp/modules/news/article.php?a_id=753

正常な臓器が図らずもがん細胞を呼び寄せている可能性がある
東京女子医大のグループが興味深い事例を発見した
http://www.nikkei-science.com/topics/bn0705_1.html


がん転移のメカニズムとは、打開策はあるのか
http://www.gsic.jp/cancer/cc_26/mch/index.html

がん転移の新たなメカニズムを解明
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2008/kr7a43000000v3oi-att/090224_2.pdf

転移がんは、「局所治療をするとがんが怒って急増する」は本当か
http://www.gsic.jp/cancer/cc_26/rcr04/index.html

がん転移
http://www.m-clinic.jp/ganntenni.htm

がん転移抑制治療
http://www.naramed-u.ac.jp/~gyne/menu20.html


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