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大きないびきと不眠の症状が予測因子に

<大きないびきと不眠の症状が予測因子に メタボリックシンドローム/strong> 精神科のWendy M. Troxel助教授らは,大きないびきや特定の不眠の症状(入眠障害,熟眠障害)が,その後のメタボリックシンドローム発症の予測因子となる可能性があるとSLEEP(2010; 33: 1633-1640)に発表した。 同助教授らは「日常診療で睡眠に関する訴えをスクリーニングすることで,その後のメタボリックシンドローム発症を予測できるかもしれない」としている。 大きないびきで2倍超のリスク 日常診療で睡眠に関連した訴えは多く,これらの睡眠障害が心血管疾患リスクと関連することが知られている。 Troxel助教授らは今回,心血管疾患の主要な危険因子であるメタボリックシンドロームと睡眠障害との関連を検討するために前向き研究を行った。 対象は,現在継続中のHeart SCORE※の対象者812例(45〜74歳)。 ベースライン時にメタボリックシンドロームまたは糖尿病のある患者は除外した。 被験者はベースライン時に睡眠に関する質問票に回答し,3年後にメタボリックシンドロームの評価が行われた。 3年間の追跡期間中に14%がメタボリックシンドロームを発症した。 多変量ロジスティック回帰分析の結果,追跡期間中のメタボリックシンドローム発症のオッズ比(OR)は,睡眠に関連した症状がなかった者に対して大きないびきを報告した者で2.30,入眠障害を報告した者で1.81,熟眠障害を報告した者で1.71であった。 しかし,中途覚醒や頻繁な覚醒など,一般的に不眠症患者で好発する他の症状は,メタボリックシンドローム発症と関連していなかった。 さらに同助教授らは,これらの者のうち290例に対して鼻の気流を測定する小型モニターを装着し,無呼吸低呼吸指数(AHI:睡眠1時間当たりの低呼吸と無呼吸の複合エピソードの平均値)を測定。 AHIで調整して解析したところ,大きないびきはメタボリックシンドローム発症の独立した予測因子(OR 3.01)であることを確認した。しかし,入眠障害と熟眠障害のORは統計学的な有意差を示す境界域まで低下した。 メタボリックシンドロームは,内臓脂肪の蓄積,高トリグリセライド,低HDLコレステロール(HDL-C),高血圧および高血糖のうち,3つ以上が認められる病態である。 同助教授らがこれらの因子について解析したところ,大きないびきは高血糖(OR 2.15)および低HDL-C(OR 1.92)に有意に関連していた。 しかし,入眠障害や熟眠障害と,個々の代謝異常は関連していなかった。 ※ Heart Strategies Concentrating on Risk Evaluation study 出典 MT pro  2011.2.24 版権 メディカル・トリビューン社
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